好きな人が出来ると、相手に嫉妬心を抱いたり、相手から嫉妬されることも多いのではないでしょうか。

恋愛をしていると嫉妬心はつきものかもしれませんね。

でもどうして嫉妬する心が生まれてしまうのでしょうか。嫉妬するのは悪いことなのでしょうか。

今回は恋愛における嫉妬心と上手に付き合っていく方法について紹介します。

恋愛における嫉妬心とは

そもそも恋愛における嫉妬心とは何かというと、好きな人の気持ちが自分ではなく他の人に向けられた時に、不愉快な気持ちになることを言います。「やきもち」と同じ意味だと思っていいでしょう。

嫉妬心を抱くのはなぜ?

ではなぜ、恋愛で嫉妬心を抱いてしまうのでしょうか。

好きな人が仲良くしている相手に、好きな人を取られてしまうのではないかという思いから、嫉妬心を抱いてしまうケースが多いです。

また、その相手と自分とを比べて自分の方が劣っていると感じた時や、その相手が羨ましいと感じた時なども嫉妬心が生まれやすいです。

男性と女性とで嫉妬の仕方に違いがある?

男性と女性とでは、恋愛における嫉妬の感情には違いがあると言われています。

嫉妬の種類が違う

男性の嫉妬は、女性を独り占めしたいという「独占欲」から来ており、肉体的な部分へ嫉妬する傾向にあります。男性の場合、本能的に多くの子孫を残したいと思っているので、他の男性に妊娠させられることに対して不安に思うのです。

対して女性の嫉妬は、「彼氏が他の女性のところへ行ってしまうのでは?」という不安な気持ちから来ており、精神的な部分へ嫉妬する傾向にあります。女性の場合、本能的に自分を守ってくれる男性がそばにいて欲しいと思っています。男性が他の女性のところに行ってしまうと、自分を守ってくれる存在がいなくなって不安な気持ちになるため、精神的な浮気も許すことが出来ないのです。

浮気をされた時の怒りの矛先が違う

例えば、恋人に浮気をされた場合、怒りの矛先が男女によって異なります。

男性が彼女に浮気をされた場合は、怒りの矛先が彼女に向けられることが多いです。

対して、女性が彼氏に浮気をされた場合は、怒りの矛先は浮気をした男性ではなく、浮気相手の女性に向けられることが多いです。

嫉妬の感情が違う

男性の場合、嫉妬をすると怒りの感情として出ることが多いです。物に当たったり、ひどいケースでは女性に暴力を振るってしまう人もいます。

女性の場合も、怒りの感情が出ることももちろんありますが、自分を責めたり、気分が沈んでしまうことが多いです。

嫉妬心を言葉に出すかどうかが違う

男性は嫉妬をしていることを相手に知られたくない・恥ずかしいと思っているので、嫉妬心を言葉に出すことは少ないです。ただ、態度に出てしまいやすいので、結果として女性に気づかれることが多いです。

対して女性は、嫉妬心を言葉に出すことが多いです。不満やイライラを彼氏に直接ぶつけたり、友人などに愚痴ることが多いです。

恋愛で嫉妬をするメリットとデメリット

メリット

嫉妬と聞くと悪いイメージばかり思い浮かぶかもしれませんが、メリットが全く無いわけではありません。

それは相手のことを好きだという気持ちを再認識できるという点です。

そもそもなぜ嫉妬をするのかというと、相手が大事な人であり、他の誰にも奪われたくないという思いがあるからです。相手がどうでもいい人であれば、嫉妬心が生まれることはありません。愛情があるからこそ嫉妬をするのです。

デメリット

嫉妬心が強くなってくると、相手に対し攻撃的になってしまうことがあります。

「どうして他の女性と仲良くするの!?」と不満や怒りを相手にぶつけるようになったり、交際相手が仲良くしている異性に直接不満をぶつけるケースもあります。

また、「もう他の女性とは話さないで!」と相手に制限をかけたり、携帯を勝手に見たりして相手を困らせてしまうこともあります。さらに、周りの友人などに愚痴を言うなどして、面倒くさい人と思われてしまうかもしれません。

恋愛で嫉妬しないようにするには?

適度な嫉妬は、恋愛を盛り上げる加速装置にもなりますが、嫉妬の度が過ぎると相手のことを束縛・監視しようとしたり、自己嫌悪に陥ったりして、最悪の場合破局に陥る場合もあります。

では、恋愛で嫉妬しないようにするにはどうしたらいいのでしょうか。

相手のことを信頼する

恋人に嫉妬してしまうのは、恋人が本当に自分のことを愛しているのか不安になるためです。

「この人は自分のことをしっかり愛してくれている」と信じることが出来れば、いくら恋人が他の異性と仲良くしていようが気にならないはずです。疑いの目で見たくなる気持ちは分かりますが、まずは恋人のことを信頼するようにしましょう。

ネガティブに考えない

嫉妬をすることは悪いことばかりではありません。

嫉妬をするということは、それだけ相手のことを好きだということでもあります。嫉妬をするくらい大事な人が出来たんだと、ポジティブに考えるようにしましょう。

他の人と比べない

好きな人と仲良くしている異性が、自分よりも綺麗であったり、お金持ちであったりして優れていると、嫉妬心が芽生えやすいですが、他の人と比べても仕方ありません。

自分の希望する容姿になることは出来ませんし、収入だって急激に増えることはありませんから、比べるだけ無駄です。

他人は他人、自分は自分と割り切ることは大切なことです。

自分の魅力に気づく

「自分にはコンプレックスがあるから・・・」と劣等感を感じている人もいるかもしれませんが、実はコンプレックスこそ魅力の素です。

もっと自分の魅力に気づき、自信を持つことが出来るようになれば嫉妬をするようなことは無くなるはずです。

優れている点や得意なことは人それぞれです。あなたにしかできないことや魅力があるということを忘れないようにしましょう。

自分磨きを怠らない

ダイエットやスキンケアなどの外見の自分磨きだけでなく、他人の悪口を言わないようにしたり相手の長所を見るようにするなど、内面の自分磨きをすることも大切です。

自分磨きをすることで自信の向上にも繋がります。

他に熱中するものを見つける

恋愛のことしか頭にないと、どうしても恋愛への意識が強くなりすぎて、嫉妬心も芽生えやすくなってしまいますので、何か恋愛以外で熱中するものを見つけるといいでしょう。

仕事をしている人であれば仕事に没頭するのでもいいですし、趣味を見つけて趣味に没頭するのもいいでしょう。

趣味などの好きなことに集中することが出来れば、ストレス解消にもなるのでおすすめです。「特に趣味なんてない・・・」なんて人は、ランニングやウォーキングなどの軽い運動をするのがおすすめですよ。

相手を嫉妬させて振り向かせるのってどう?

恋愛テクニックの一つとして、「気になる異性をあえて嫉妬させて振り向かせる」というのがありますが、果たしてこれは有効なテクニックと言えるでしょうか。

私の個人的な意見としては、決して有効なテクニックとは言えません。

もちろん、まったく効果が無いとは言い切れませんし、実際にそれで振り向かせることが出来たというケースもあるかもしれません。

でも恋愛の素晴らしさって、相手にきちんと『好き』という気持ちを伝えることだと思います。

回りくどいやり方で相手の気持ちに頼り切った戦略をするのではなく、ストレートに『好き』という気持ちを伝えた方があなたの魅力も伝わりやすいですし、恋が成就する可能性も高いと思います。

まとめ

いかがでしたか?

恋愛をしていくうえで嫉妬はつきものです。

もし嫉妬をしてしまったら、それだけ「自分は他人を愛せているんだ」、「大事な人が出来たんだ」とポジティブに考えるようにしましょう。

恋愛の「嫉妬心」と上手に付き合って、思い切り恋愛を楽しんでくださいね♪

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